
当館では大きく6つのコーナーに分けて展示を行っています。
球都桐生の祖で“桐生のとうちゃん”こと、稲川東一郎監督の使用品も多数保管。
その他にも年表や桐生野球の未来にスポットを当てたコーナーなど、
桐生野球の歩みを過去から未来まで一望できる空間が創られています。
桐生野球史 年表

入館してすぐ右には球都桐生の年表が奥へと広がります。桐生野球が刻んできた100年以上の軌跡です。
野球が日本へと伝わった1872年を起点に、戦前から戦後以降に稲川東一郎監督が築いた桐生高の黄金時代さらには桐生第一高の全国制覇など、日本の野球史にも残る数々の功績を振り返ることができます。
高校野球やプロ以外にも社会人野球そして全(オール)桐生・桐生OB野球クラブなど桐生野球の描いた歩みが網羅されています。
桐生野球の父「稲川東一郎」

桐生野球を語る上で欠かすことのできない“桐生のとうちゃん”こと稲川東一郎監督。旧制桐生中(現:桐生高)の監督として約35年もの間指揮を執り続け、甲子園出場は春夏合わせて計24回、うち準優勝が2回・ベスト4を2回という黄金時代を築き上げました。
稲川監督は県大会に部員を視察に派遣する“先乗りスコアラー”を100年近く前から導入し、スコアブックを詳細につけ分析し、チーム強化へと役立てました。
本館では稲川監督が残した数々のスコアブックや伝説の『稲川道場』の写真を展示。甲子園で戦った数々の記録もスコアや鍛錬の日々を見ることができます。
市内6高校のユニフォーム

桐生市内にある高校6校のうち、5校が甲子園出場経験のある桐生の高校野球。
春夏合わせて26回出場を誇る桐生高や、1999年に全国制覇を達成した桐生第一高など現在の6校に加え、樹徳高が誕生する前までその歴史を誇った桐生西高校と桐生南高校のユニフォームも並んでいます。
桐生野球の歴史を築き、そして未来をつなぐ球都の高校野球を肌で感じてみてください。
桐生ゆかりの日本一の名将

球都桐生は野球史に残る名将も数々輩出しています。高校野球以上の5つのカテゴリー(高校・大学・社会人・プロ・還暦)で、桐生出身者が日本一の監督となっています。
本館では渡辺久信氏(元西武監督)・川島勝司氏(元ヤマハ監督他)・前野和博(元東芝監督)・河原井正雄氏(元青学大監督)・福田治男氏(元桐生第一高監督)を5人について紹介しています。
名称たちが築いた功績や関連品をぜひご覧ください。
「新川球場コーナー」

1928年から87年まで現在の新川公園の場所にあった伝説の球場です。
ここは昭和初期から戦後にかけて日本野球の発展・戦後復興を支えた、球都桐生の象徴とも言える球場でした。
終戦からわずか約3ヶ月後の1945年11月24日に、この新川球場で「プロ野球東西対抗戦」が行われ、戦後プロ野球復興の第一歩を踏み出した地でもあります。
マウンド付近にあるサインは王貞治氏が25年8月26日に来場した際に記したもの。王氏は早稲田実業高1年だった1956年6月9日に桐生高との練習試合で登板し、このマウンドで投げた縁があります。
「NEXT HISTORY」

球都桐生の歴史は未来へと脈々と続いていきます。今この瞬間にも刻まれており、その“進行形の物語たち”も展示を通じてお伝えしています。
2024年に開催された「第11回 BFA U12アジア野球選手権」で侍ジャパンU-12代表の一員としてプレーした峰岸走太朗選手の実使用ユニフォームや、25年の「高円宮賜杯第45回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント」で群馬県優勝を飾った「新里スターズ」のチャンピオンフラッグを展示。
球都桐生に記す新たな物語の目次がここにあります。
